ワックスを使うとハゲる!?噂される理由とワックスの正しい使い方

2021/05/31

「ワックスを使いすぎるとハゲるよ」という話を聞いたことはありませんか?
毎日ワックスで整髪している方だと、思わずドキッとしてしまいますね。
本当にワックスはハゲる原因になるのでしょうか?

この記事では、ワックスなどの整髪料が髪に与える影響について解説していきます。
また、薄毛の方におすすめのワックスの選び方や正しいワックスの使用方法についてもご紹介します。

そもそもワックスってなに?ワックスの主成分を紹介

ワックスとは、一言で言えば「油性成分を加温溶解し固形化したもの」です。
ここではワックスの気になる成分をお伝えしていきます。

ワックスの主な成分は以下のものになります。

  • アクリル樹脂系のフィルム形成剤(スタイリング剤)
  • 合成界面活性剤
  • シリコン油
  • 鉱物湯などの油分
  • アルコール
  • その他(酸化防止剤や紫外線吸収剤など)

販売されている商品はたくさんあっても、基本的に配合されている成分はほとんど変わりません。
配合する量を変えることで、粘度やセット力に変化があるのです。

ワックスを使うとハゲるってホント?ハゲるといわれる理由を解説

「ワックスは頭皮に良くない」「ワックスを使うとハゲる」などといった話がよく話題にあがります。
実際には、直接的な因果関係はないものの、ワックスの使い方や注意事項を守らないと毛穴がつまりかゆみや炎症などの頭皮トラブルになることがあります。

具体的には3つの理由から、頭皮環境が悪化し抜け毛の増加につながります。

界面活性剤がたんぱく質を変化させてしまう

ワックスなど多くの整髪料には「合成界面活性剤」という成分が使われています。
この成分は、たんぱく質を別の成分に変える働きを持つことが分かっています。 髪を構成しているのもたんぱく質ですので、界面活性剤によってたんぱく質が別の成分に変化してしまうと髪の質が悪くなってしまう可能性があるのです。
髪の毛そのものが弱くなってしまったり、1本1本が細くなったりすると、それだけ薄毛につながる可能性も高くなってきます。

髪の毛がダメージを受け、ハリやコシ・ボリュームなどが失われると、見た目にも影響が及んできます。それを気にして、失われた髪の質を補うためにワックスなどの整髪料を使う機会が増えると、頭皮や髪はさらにダメージを受けることになってしまいます。

ワックスが毛穴につまってしまう

ワックスを使用していると、髪の毛だけでなく頭皮についてしまうことがあり、そのワックスが頭皮の毛穴をつまらせる場合があります。

また、頭皮に直接ワックスがつかなくても、ワックスなどを髪の毛に使用して生活する中で、無意識のうちに髪にほこりなどの汚れが付着します。

その汚れが頭皮の毛穴をふさいでしまうこともあり、頭皮環境が悪化することもあります。

髪を洗いすぎて頭皮にダメージを与えてしまう

ワックスなどの整髪料を使うことによって、シャンプーでワックスをしっかり落とそうと一生懸命になるあまり、洗いすぎてしまう場合があります。
たしかに、頭皮の汚れをしっかり落とすことは頭皮環境を整えることや抜け毛を防ぐためにも重要です。

しかし、過度に洗ってしまうと、頭皮の乾燥を招いてしまい頭皮のバリア機能が低下してしまいます。

また、頭皮から必要な皮脂が奪われてしまった結果、それを補うために皮脂分泌の働きがより強まる可能性もあります。
皮脂分泌が強まることで皮脂が毛穴につまり、頭皮環境が悪化し抜け毛につながってしまいます。

ワックスを使うことは悪いわけではない

ワックスが髪や頭皮に悪いから絶対に使わないほうが良いというわけではありません。 正しく使い、正しく髪から洗い落としてあげれば、ワックスによる頭皮や髪の毛へのダメージは抑えられます。

薄毛におすすめなワックスの選び方

ワックスには実はたくさんの種類があります。種類ごとに特徴も異なり、ワックス選びを間違えてしまうと思ったようにセットできなかったり、時間がたつとへたってしまったりしますので、自分の髪質や髪型にあったワックスを選ぶことが大切です。

ワックスの種類や特徴

ひと言でワックスと言っても、さまざま種類があるのはご存じでしたか?

ここでワックスの主な5種類を挙げていきます。

ファイバータイプ

繊維(ファイバー)が含まれ、糸を引くように伸びる性質のあるワックスです。
柔らかく髪によくなじみ、セットが容易になるというメリットがあります。

ただし、油分が多めで髪にツヤ感がでるため髪が柔らかい人には向きません。

ドライ(マット・クレイ)タイプ

油分が少なくマットな(ツヤが少ない)仕上がりが特徴です。
濡れたような見かけにはならないので、軽くて自然な雰囲気を出すことができます。

ホールド力に優れていますが、ワックス自体が固く伸びにくいので慣れていないと扱いが難しいワックスです。

クリームタイプ

ファイバータイプとクレイタイプの中間的な性質を持っています。
程よいツヤ感とセットのしやすさがある反面、キープ力はあまりありません。

そのため、ナチュラルな仕上げに向いています。

ジェルタイプ

水とポリマー成分を中心に混ぜ合わせたもので、髪型のホールド力が優れています。
艶があるのでウェットな仕上げに向いていますが、一度セットすると固まるため、後から手直しすることは難しいです。

パウダータイプ

「パウダー樹脂」が配合されたヘアワックスのことを言います。
粉状のワックスを想像しがちですが、実際にはジェル状だったり、液体状だったりと形や形状も様々なワックスです。
オイルフリーであることが多く、全体的にマットな質感になりやすいという特徴があるため、髪が細かったり軟毛だったりしてボリュームを出したい方におすすめのワックスです。

そのため、パウダータイプはあまり一般的ではありませんが、薄毛の方にはおすすめのワックスです。

5種類以外にも、グリース・ウォーター・ムースなどさまざまなタイプのワックスがあります。

ワックスを選ぶポイントは?薄毛におすすめなワックスタイプを紹介!

ワックスにはさまざまなタイプがあり、それぞれ髪質や髪型で合う合わないがあります。

薄毛の方がワックスを使用する際も同様に、薄毛の方に合うワックスを使用しないと思うようにセットができなかったり、薄毛が目立ってしまったりしますので、ワックス選びはとても大切になります。

薄毛の方がワックスを選ぶポイントは下記の2点です。

オーガニックワックスを使用する

オーガニックワックスは、髪に良くないとされる石油系の界面活性剤に代えて、天然成分を配合しているワックスです。

従来の整髪料やワックスには、合成界面活性剤が成分として入っているのが常識でしたが、最近では髪の健康を考え、ワックスの成分を見直そうとするメーカーも多く登場しています。

ヘアスタイリングはもちろん、肌やリップ、ネイルにも使用でき、潤いを与え保湿ケアできるというマルチな商品もあります。

通常のワックスに比べて価格が高めに設定されているものもありますが、毎日の習慣となるものなので自分自身に合ったものを使用すると良いでしょう。

油分が少ないワックスを使用する

ワックスには油分が多く含まれています。その油分がヘアセット後の艶に影響しています。

しかし、薄毛の方が油分を多く含むワックスを使用してしまうと、不自然な艶感や束感ができてしまい、薄毛が悪目立ちする可能性があるのです。

そのため、薄毛の方がワックスを選ぶ際はできるだけ油分が少ないワックスを使用することをおすすめします。

具体的に油分が少ないワックスは、パウダータイプやドライタイプです。

これらは、油分が少なく軽い質感なので自然にボリュームを出すことができるため、薄毛で髪が細くなった方やボリュームがなくなった方にはおすすめです。

パウダーやドライタイプ以外のファイバーやジェル、グリースタイプは、比較的油分が多めのワックスのためおすすめできません。

ヘアセットする時の手順は?薄毛でも失敗しないコツ

普段なにげなく使っているワックスですが、正しく使用できていますか?

誤った使い方をしていれば、自分が思ったようにセットできませんし、髪の毛や頭皮環境にも悪影響を及ぼしてしまっている可能性があります。

頭皮環境の悪化を避けるためにも、ワックスの正しい使い方を理解して使いましょう。

ワックスを使用する手順

ワックスを使用する際は、下記の手順で使用しましょう。

  1. ワックスを1円玉~10円玉くらい手に取る
  2. 手全体に塗り広げ、ワックスの色がなくなり透明になるまで塗り込む
  3. バック→サイド→トップ→フロント(前髪)の順でワックスをつける
  4. 全体的になじませて整える

一つずつ詳しく解説していきます。

ワックスを1円玉~10円玉くらい手に取る

毛量や髪型によりますが、つけすぎも良くないためまずは1円玉程度のワックスを手にとります。
量が多すぎると、ベトッとしてしまったりワックスの重みで髪が潰れてしまう可能性がありますので、まずは少量で試してみてください。
実際に髪の毛にワックスをつけてみて足りなかったら後から追加するようにしてください。

手の平全体に塗り広げ、ワックスの色がなくなり透明になるまで塗り込む

ワックスを手のひら全体に塗り広げて、指先や指の間にも伸ばしていってください。
ワックスを手にとったときはワックスの色があると思いますが、色がなくなり透明になるまで手に塗り広げてください。
塗り広げるのを怠ると、髪の毛につけたときに一部分にだけたくさんワックスがついてしまいますので、しっかり塗り広げましょう。

バック→サイド→トップ→フロント(前髪)の順でワックスをつける

髪の毛には、バック→サイド→トップ→フロント(前髪)の順でつけていきます。
鏡に映る自分を見るばかり、いきなりフロント(前髪)につけたくなる気持ちもわかりますが、前髪にたくさんワックスがついてしまうと不自然な束感や重みがついてしまいますので、まずはバックからつけ始めましょう。
つけるときは、髪に塗るというよりも素早く空気を含ませるようにパラパラと髪全体に均一でつけるようにイメージしてください。

全体的になじませて整える

髪の毛を揉み込むようにワックスを馴染ませます。
毛の流れや束感を意識して、なりたい髪型に整えていきます。
太い束などは指で髪の毛をつまむように割いて整えていくと良いでしょう。

ワックスのセット後はヘアスプレーがおすすめ

ワックスを付けた後は、その形をキープするためにヘアスプレーで固めるのがおすすめです。
ただし、スプレーを使いすぎると粉を吹いてしまうため注意が必要です。また、スプレーが頭皮につくと頭皮トラブルにもつながるのであくまでも髪にだけつけるようにしましょう。

ワックスを使う際の注意点

薄毛の人がワックスを使う際には以下のことに注意が必要です。

注意点を守らないと髪の毛や頭皮に負担がかかってしまうので気をつけましょう。

量をつけすぎない

ワックスを付けすぎると、髪に重みが出たり束感が太くなりすぎたりと不自然な仕上がりになってしまいます。
また、洗い流す際もワックスが残ってしまい頭皮トラブルにもなりかねないので、つけすぎは厳禁です。

頭皮につけない

「ワックスはハゲる」と言われる根源であるように、ワックスを頭皮につけてしまうと毛穴につまり炎症などの頭皮トラブルにつながります。

ワックスはあくまでも髪の毛のセットが目的のため頭皮につけても意味がありませんし、悪影響になりますので頭皮につかないように気をつけましょう。

ワックス使用後の薄毛ケアも大切!その日のうちに洗い流そう

薄毛の方は特にワックスをつけた日はその日のうちに必ず洗い流し、頭皮を清潔にするようにしてください。
ワックスや汚れが頭皮に残ってしまうと、毛穴を塞いでしまい頭皮トラブルにつながります。

そのため、ワックスを使った日は必ずシャンプーして髪と頭皮からワックスを洗い流してください。

洗い過ぎは注意!洗い過ぎは頭皮に悪影響

ワックスを洗い落とすことに意識が向きすぎて、何度もシャンプーしていませんか?

たしかに、頭皮や髪の毛にワックスや汚れが残り毛穴がつまるのは良くないことなのですが、洗い過ぎるのもよくありません。
洗い過ぎることで頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥を招いてしまうことがあります。

そのため、ワックスを使った日でもシャンプーは1回にしたほうが良いでしょう。

シャンプー前にコンディショナーでほぐすのがおすすめ

ワックスには油分が含まれているため、シャンプーではなかなか落ちきらないこともあります。
そんなときは、シャンプー前にリンスやコンディショナーを髪の毛に馴染ませて髪をほぐしてみてください。 リンスやコンディショナーにも油分が含まれるため、ワックスの油分と結合しワックスが落ちやすくなります。

化粧品のクレンジングと同じような作用です。ぜひ試してみてください。

薄毛でも使い方や注意点を守ればワックスは使って問題なし!

ワックスの使用と薄毛や抜け毛は直接的な因果関係はありません。
しかし、ワックスが頭皮についていたり、ついたままにしたりすると頭皮環境が悪化し、抜け毛につながる可能性はあります。
そのため、ワックスを使用する際は使い方や注意事項を守って使用しましょう。

また、薄毛に合うワックス、合わないワックスがあります。せっかくおしゃれに整えるのであれば合うワックスで整えましょう。

ただし、ワックスを使用した日は必ずワックスを洗い流すようにしてください。ワックスが頭皮や髪の毛に残ると、抜け毛や薄毛の原因となりかねないためその日のうちに洗い流しましょう。
シャンプー前にコンディショナーなどでワックスを落とすも有効的です。

ワックスを上手に使ってスタイリングを楽しみ、身だしなみをワンランクアップさせましょう。

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