ストレスで抜け毛が増えた!異常な抜け毛の特徴や対策を紹介

2021/05/31

「最近やけに抜け毛が目立つ」と感じることはありませんか?

髪の毛が抜ける原因は、さまざまなものが考えられます。その中でも、ストレスが原因となる抜け毛は、どのような理由で抜け毛が増えるのでしょうか。

この記事では、ストレスで抜け毛が起こる理由やよくある症状に加え、異常な抜け毛に見られる髪の毛の特徴を解説します。

また、すぐに実践できるストレスによる抜け毛を対策する方法も紹介しますので参考にしてみてください。

ストレスで抜け毛が増えるってホント?抜け毛が増える理由を解説

ストレスと抜け毛は直接の因果関係はないものの、ストレスを溜め込むことで血行不良になり、血行不良から抜け毛につながることもあります。

また、ストレスから薄毛や抜け毛を引き起こす理由は血行不良だけではありません。主に下記の4つが挙げられます。

  • ストレスからの血行不良
  • ストレスからの睡眠不足
  • ストレスからの頭皮環境悪化
  • ストレスからの内臓機能の低下

一つずつ詳しく解説していきます。

ストレスからの血行不良

毛髪は毛母細胞で形成されており、毛細血管を通じて毛乳頭から栄養を送られてきて細胞分裂を繰り返し髪の毛となります。毛乳頭は血中から栄養を吸い上げています。

そのため、血行が悪くなってしまうと栄養が細胞に行き届かなくなり、発毛力が落ちてしまうことが薄毛の原因となります。

実は、この血行をコントロールしているのが自律神経なのです。強いストレスを感じると自律神経は緊張状態となり、血管の収縮を起こし毛細血管に血液が行き渡らず栄養が運ばれにくくなります。

ストレスによって血行が悪くなり栄養が行き届かなくなった結果、髪が成長しないまま抜け毛となってしまうのです。

ストレスからの睡眠不足

ストレスが原因で自律神経が乱れてしまうと、適切な睡眠が得られなくなることがあります。

なかなか眠りにつけなかったり、眠っても十分な休息を得られなかったりすると、睡眠中に分泌されるはずの成長ホルモンが少なくなってしまいます。

成長ホルモンは、髪の毛や爪を始めとした身体の部位が成長するためになくてはならないものです。

この成長ホルモンの不足が髪の毛の成長に影響を与え、結果として薄毛や抜け毛につながると考えられています。

ストレスからの頭皮環境悪化

人が強いストレスを受け自律神経が乱れると、アドレナリンが体内でたくさん分泌されるようになります。

アドレナリンは酸化のもととなる活性酸素を増やす作用があり、頭皮の皮脂汚れを過酸化脂質に変えてしまいます。

過酸化脂質には粘性があるため、毛穴に詰まりやすくなかなか取れません。放置しておくと炎症を起こす原因となるのです。

頭皮が炎症を起こして毛根がダメージを受けてしまうなど、次第に頭皮環境が悪化していきます。

このような頭皮環境の悪化が、髪の成長を妨げてしまい薄毛や抜け毛につながることがあるのです。

ストレスからの内臓機能の低下

ストレスにより自律神経が乱れると、内蔵機能の低下が起こることもあります。

髪はタンパク質で構成されており、内蔵機能が低下すると、タンパク質の吸収率が悪くなります。その結果、毛髪に十分な栄養分が行き届かなくなります。

栄養が届かなくなったため、髪の成長が進まずに抜け毛の原因となります。

ストレスで抜け毛が増えるとどうなる?よくある症状をチェック

抜け毛の原因は1つだけとは限らず考えられる原因が多くあるため、特定するのは簡単ではありません。

ストレス社会といわれる時代に、ストレスが原因で抜け毛が増えたり薄毛になったりする可能性は十分に考えられます。

ストレスが原因の抜け毛にはどのようなものがあるのか、解説していきます。

休止期脱毛

休止期脱毛とは、ヘアサイクルの休止期の割合が増えた結果、休止期の髪の毛が抜け毛として抜け落ちて薄毛となることです。

また、休止期が長くなる分、成長期が短くなってしまい新しい髪の毛も生えにくくなってしまいます。

抜け毛が増える上に、新しく髪の毛が生えてきにくい状態のため、薄毛の進行を防ぐことができなくなるのです。

鉄欠乏症や甲状腺機能障害、栄養疾患などが原因として挙げられますが、ストレスによっても起こることがあります。

円形脱毛症

円形脱毛症とは、髪が円形に抜けてしまう脱毛症のことです。

1箇所だけできる方もいれば、複数箇所にできる方もいます。

髪が抜ける範囲はおおよそ10円玉た500円玉ほどですが、重症化すると範囲が拡大し全体的に髪の毛が抜け落ちることもあります。

円形脱毛症が起こる主な原因は「自己免疫疾患」と言われていますが、「自己免疫疾患」が起こるきっかけはストレスをはじめ疲労や睡眠不足なども挙げられています。

AGA・FAGA

AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)とは、年齢に関係なく遺伝やホルモンバランスが乱れると発症する脱毛症です。

これらの発症の可能性を高める要因は遺伝だとされています。しかし、ストレスにより頭皮環境が悪化することで抜け毛も増えるため、AGA・FAGA治療では適切な治療と同時に適度なストレス発散も重要視されています。

抜毛症

抜毛症は、正常に生えている髪の毛を自分の手で直接抜いていしまう精神疾患の一種です。

抜毛症の原因は、遺伝や家庭環境、生活環境の要素もありますが、発症者の1/4はストレスが原因と言われています。

ストレスが原因で白髪が増えることも

ストレスが増幅すると活性酸素が増え、血液の流れを悪くしてしまいます。 すると、髪の毛に色をつけるメラノサイトという細胞まで栄養が行き届かなくなり、白髪のまま生えてきてしまうことがあります。

異常な抜け毛にみられる特徴は?見分け方を紹介

抜け毛にはさまざまな原因がありますが、ストレスなどが原因で抜けた異常な抜けた毛には2つの特徴があります。

抜け毛を目視するとすぐに見分けがつきますので、抜け毛を見つけたら毛の状態を見てみてください。

毛根部分に膨らみがない

毛根部分に膨らみがあるのは髪の毛が十分に成長した証拠で、自然に発生する抜け毛の場合は毛根部分がマッチ棒のように膨らんでいます。

しかし、毛根が成長しておらず膨らみが比較的小さい状態で抜けた場合は、ストレスが原因で抜けた毛の可能性があります。

毛根部分が黒い

自然な抜け毛の場合は、毛根の色が抜けて白くなっていますが、毛根部分が黒い髪の毛が抜ける場合は、自然に抜けた毛ではなくストレスが原因の抜け毛の可能性があります。

黒い毛根の髪の毛が抜けるということは、成長途中の髪の毛が抜けている証拠なので、抜け毛を見つけたら毛根部分を見て見るようにしましょう。

異常な脱毛の目安本数は?

一般的に、日常生活の中で50~100本程度の髪の毛が自然脱毛しています。

また、季節によっては、100~200本程度の自然脱毛がありますが、日常的に100本以上の髪の毛が抜けている場合は、ストレスなどによる抜け毛で異常な脱毛の可能性があります。

今日からできるストレスによる抜け毛対策

大切なのは、自分にストレスが掛かっているということを自覚しストレスの原因を特定することです。

原因が特定できたら、原因を一つずつ取り除いていきましょう。

ストレスからくる自律神経の乱れや睡眠不足、頭皮環境の悪化などは、今日から対策可能なのでぜひ取り組んでみてください。

自律神経の乱れの改善

日光を浴びる

目から光の刺激を入れることで、体内ではセロトニンが活性化されます。

「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質のセロトニンには、自律神経を整える働きがあるので、起床後はカーテンを開けて日光を浴びてみましょう。

軽い運動をする

適度な運動はストレス解消にもつながります。 体を動かすことで心臓から血液が送り出され、セロトニンをはじめとした神経伝達物質が活性化し、爽快な気分になれます。

毎日運動するのはなかなか難しいので、少しずつ身体を動かすように意識してみましょう。通勤や通学で、1駅分歩いてみたり自転車に乗ってみたりすることから始めても良いでしょう。

バランスの良い食事を摂る

自律神経のバランスは毎日の食事からとる栄養も大きく関わってきます。

「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質のセロトニンには、自律神経を整える働きがあります。

つまり、食事の中でセロトニンを生成する栄養素を摂ることができると自律神経を整える手助けをしてくれます。

セロトニンの生成には、必須アミノ酸の「トリプトファン」のほか、「ビタミンB6」「炭水化物」の3つが必要となります。

具体的に、イワシからはトリプトファンとビタミンB6の両方をとることができます。また、バナナは3つの栄養素をすべて含んでいる食品です。

イワシやバナナだけではありませんが、上記の栄養素を積極的に摂取するようにすると自律神経を整えられるでしょう。

睡眠不足の改善

寝る前のカフェインは控える

カフェインは交感神経を刺激する働きがあり、脳が覚醒し寝付きが悪くなってしまいますので過剰摂取はよくありません。

日中の活動中にカフェインを摂取するのは効果的ですが、自律神経が整っていない方が摂取すると交感神経を刺激しすぎてしまいますので控えるようにしましょう。

また、カフェインの影響力は5~8時間程度と言われていますので、睡眠の8時間前から控えるのが理想ですが、難しい場合は半減期である4時間を目安に摂取を控えるようにしてください。

毎日お風呂に浸かる

お湯に浸かることで副交感神経が優位になり、心身がリラックスした状態になって質の良い睡眠にもつながります。

入浴のポイントは、36~40℃程度のぬるめのお湯に入ることです。熱いお湯では交感神経が活発になって脳が覚醒してしまうので気を付けましょう。

頭皮環境の改善

育毛剤を使う

育毛剤には、皮脂を抑制する成分や炎症を抑える成分が入っている育毛剤があります。

育毛剤によっては頭皮環境を整えることもできますので、活用してみましょう。

飲酒とタバコを控える

適度にお酒を飲むことで、血管を拡張して血流量を増大させたり、ストレスを発散させたりすることは髪にとって悪いことではありません。

お酒を飲むとアルコールを分館するために脱水素酵素のはたらきで分解されますが、お酒を飲みすぎると分解が間に合わなくなります。

間に合わない不足分を補うためにアミノ酸が動員されていき分解していこうとします。

髪の毛の成長にはアミノ酸も必要なため、アルコールの分解にアミノ酸が使われてしまうと、髪の毛に行き渡る栄養素だ不足しやすくなり、髪の毛が成長しにくくなってしまいます。

タバコに関しても、タバコの成分が血管を収縮させてしまったり、血液中の酸素量を定価させてしまったりし、体内の酸素供給に悪影響があります。

酸素が供給できないことで、髪の毛に栄養素を届けられなくなってしまうため、タバコも控えるようにしましょう

正しくシャンプーする

シャンプーの最も大切な役割は、頭皮をきれいに清潔にすることです。

髪の毛だけ洗えばいいわけではありません。

頭皮トラブルを抱えた頭皮では、いきいきとした髪の毛も生えてきません。シャンプーで余分な皮脂と毛穴の汚れを取り除き、頭皮を清潔な状態にし、髪が育つ土台を整えてあげることが大切なのです。

シャンプー前には髪のもつれやホコリを取ってあげて、たっぷりとお湯を使用して髪を濡らしてください。シャンプーは用法用量を守り、頭皮を直接揉み込むイメージで洗うと良いです。

育毛ケアの初期段階で抜け毛が増えることもある
しかし、気にする必要はない

抜け毛が増える原因はさまざまですが、ストレスがきっかけとなり抜け毛が増えることもあります。

ストレスがかかることで自律神経が乱れたり、頭皮環境が悪化したりすることで抜け毛につながります。

もし抜け毛を見つけたら、その抜け毛を観察してみてください。毛根の膨らみが小さかったり黒かったりすると異常に抜けた毛の可能性がありますので、思い当たることはないか考えてみると良いでしょう。

そして、思い当たることがあれば、それらを排除したり改善したりすることで、抜け毛を予防することはできます。

ストレスによる抜け毛は予防できますので、まずは抜け毛が多いことを自覚しストレスの原因を突き止めることから始めてみましょう。

RELATED関連記事
分け目ハゲになる理由は?原因と対処方法を紹介!
302
1日の抜け毛で正常な本数は?抜け毛が増える原因とその対処法を紹介
203
薄毛の原因は飲酒にもあり!?薄毛と飲酒の関係を探ってみた
512
薄毛とホルモンの関係とは?誤解されやすい男性ホルモンを解説!
248
つむじはげの原因と対策って?初期のサインを見逃さない方法とは
235
TO SHARE この記事をシェア
 
薄毛ヘッジ > 薄毛の原因 > ストレスで抜け毛が増えた!異常な抜け毛の特徴や対策を紹介