1日の抜け毛で正常な本数は?抜け毛が増える原因とその対処法を紹介

2021/05/31

起きた時の枕元や髪を洗った後、くしでヘアスタイルを整えるときに気になる抜け毛。その抜け毛は薄毛に近づいているサインかもしれません。
本記事では一般的な抜け毛の本数や抜け毛の原因、抜け毛への対策などを紹介します。

一般的な抜け毛の本数は何本?

ヘアサイクルが正常な場合の一般的な抜け毛の本数は、1日当たり約50本~100本とされています。
抜け毛の本数だけ見ると、非常に多く感じますが、日本人の髪の毛総量の基準は「約10万本」であるため、全体から見るとわずか「0.1%程度」。つまり、見た目には多くても実際の頭部では抜け毛個所が目立つほど抜けているわけではありません。

ただし、注意すべきなのは髪の毛総量は個人差があるため、人によっては正常な抜け毛の本数が倍以上の本数の場合もあれば半分以下の場合もありえます。そのため一概に抜け毛が多くなっているからといって、薄毛が進行しているとはいい切れないことから、抜け毛の本数では、自分が薄毛に近づいているのかどうかを判断するのは難しいといえます。

抜け毛は季節によって本数が変わる

通常1日当たり50~100本ぬける抜け毛は、実は春と秋に多くなりやすく、1日約200本~300本抜けることもあります。季節ごとに原因を解説します。

春に抜け毛が多くなる原因

・冬に頭皮が乾燥することにより、皮脂と水分のバランスが悪くなる
・環境の変化が多くストレスを感じやすく、自律神経が安定しない

秋に抜け毛が多くなる原因

・日差しによって頭皮が紫外線のダメージを受け炎症を起こしやすい
・エアコンによって頭皮が乾燥することで、皮脂と水分のバランスが悪くなる

秋の抜け毛が多くなる原因として、このほかに日差しから頭部を守るために夏は抜けにくく、日差しの収まった秋に抜けやすくなるというヘアサイクルも関係しています。
しかし抜け毛の原因の多くは紫外線や乾燥といった外的要因と環境の変化によるストレスといった内的要因に分かれることがわかりました。
外的要因であるダメージのケアは主に育毛剤を用いることで抑えることが可能であるため、季節の変わり目に抜け毛が多いと感じる場合は頭皮のケアを行うことをおすすめします。

毛が抜ける原因とヘアサイクルの関連性

抜け毛が増える原因は主にヘアサイクルが関連しています。
髪の毛はヘアサイクルと言って毛が生まれて抜けるまでのサイクルが大きくかかわってきます。

ヘアサイクルには「成長期」「退行期」「休止期」の3つの期間があります。

成長期

成長期は、髪の毛が成長する期間を表しており、この期間は毎日髪の毛が伸びていきます。1日に0.3ミリ~0.4ミリ程度伸びていき、1ヶ月で約1センチ、1年では約10センチ~15センチ伸びるそうです。実は、ヘアサイクルの大半はこの成長期が占めており、4年~6年ほど続きます。

退行期

成長期が終わると、退行期に入ります。成長期と違って、退行期は髪の毛の成長が止まる期間です。

この時期になると髪の毛が伸びなくなりますが、その代わりに毛穴の中で新しい髪の毛の元が出来上がります。さらに、毛根の位置が上部、頭皮の表面側に移動していきます。そのため、実際には伸びていなくても、見た目には伸びているように感じるかもしれません。

休止期

3週間ほどの退行期が終わると、本格的に髪の毛が抜け始める休止期に突入します。ただ、休止期になった途端髪の毛が抜けるのではありません。実は、新しい髪の毛が成長することで、今まで成長していた髪の毛が押し出されるようにして抜けていきます。そのため、休止期は3ヶ月~6ヶ月と意外と長いのです。そして、髪の毛の生え変わりが行われ、新しい髪の毛が成長期へ入り伸びていきますよ。

ヘアサイクルが抜け毛の原因の場合、多くはヘアサイクルが乱れてしまうことが要因です。通常、成長期は4年~6年程度継続していますが、ヘアサイクルが乱れると、数ヶ月~1年程度にまで短くなってしまうのです。すると、髪の毛が成長し切る前に抜けてしまうため、細く柔らかい抜け毛になってしまいます。そして、髪の毛が抜けたことにより新しい髪の毛が生えてくるのですが、そのサイクルも乱れています。結果、新しい髪の毛が生まれる前や成長する前に、前の髪の毛が抜けてしまうため、ボリュームが少なくなり、地肌が目立つようになってしまうのです。

ヘアサイクルはストレスや生活習慣によって乱れる

抜け毛の原因であるヘアサイクルの乱れはなぜ起きるのか。それは、睡眠不足、食生活の乱れといった生活習慣のほか、ストレスを抱えていることでおきる血行不良や栄養の偏りによって引き起こされます。
髪の毛が成長するためには、身体と同じように栄養が必要となり、この栄養は血液によって運ばれ吸収されます。血行不良によって血液が流れなくなってしまったり、栄養が偏り適切な量の栄養が摂取できなくなったりすると、髪の毛が成長できずヘアサイクルが乱れてしまいます。
また、シャンプーの際に頭皮を刺激しすぎたり、紫外線といった外的ダメージもヘアサイクルが乱れる原因になります。

自分の抜け毛の理由は?見極め方を解説

通常髪の毛は1日に50~100本が抜けますが、自分の抜け毛は正常な抜け毛なのか、それともヘアサイクルが乱れることによって抜けているのかを見極める方法を紹介します。

あなたの抜け毛が正常か異常か判断する場合は、抜け毛の状態をしっかり確認しましょう。正常な抜け毛の場合、太くピンっとしています。ですが、異常な抜け毛の場合は、髪の毛が細くコシがないような柔らかい髪の毛です。長さによって判断基準が変わってしまうのですが、こうした髪の毛の状態に注目することが重要です。

また、抜け毛本数から判断する場合は、1回の本数ではなく「変化」に注目しましょう。個人差はあるのですが、毎日の抜け毛本数はほぼ一定です。そのため、以前よりも抜け毛本数が増えている、急激に増量したとなった場合には、異常な抜け毛が起こっていると判断できます。

ただし、抜け毛本数は季節によって変化しています。季節の変わり目にはそれが顕著に現れ、特に夏から秋にかけては、普通に生活しているだけでも抜け毛本数が倍以上に増えることがあります。過去と比べることが大切なのですが、季節による影響もしっかり覚えておき、正しい判断を下しましょう。

正常な抜け毛に戻すための対応策とは?

異常な抜け毛が起きている時に、正常な抜け毛に戻すための対策を考えていきましょう。


異常な抜け毛の原因となるのは、ヘアサイクルの乱れが大きく関係しています。そのため、健康的な生活を送り、ヘアサイクルを整えることが、異常な抜け毛の改善させる対策となります。 そのため、ヘアサイクルを整えるために以下に注意しましょう。
  • ライフスタイルや食生活を見直す
  • 適度にストレスを発散する
  • シャンプー方法を見直すなど外的刺激を減らす

ヘアサイクルを整えるために血行促進のために運動を取り入れたり、栄養バランスが整った食事に変えたりすることが、異常な抜け毛を改善させるカギとなります。

また、「ストレス」にも気をつけることが大切です。抱えるストレスが大きくなると、血行不良や食欲不振だけでなく、不眠などの症状が現れます。実は、ストレスによって引き起こされる症状は、どれもヘアサイクルを乱してしまう可能性が高い症状です。そのため、ストレスを解消することも、異常な抜け毛の対策となりますよ。
また、シャンプーの方法などを見直して外的刺激を軽減したり、フケやかゆみなど頭皮の肌荒れが気になる場合は育毛剤を使ってケアしてあげるのもおすすめです。


正常な抜け毛本数を把握しておくことが大切

  • 1日に100本程度なら正常な抜け毛本数
  • ヘアサイクルの乱れが異常な抜け毛を引き起こす
  • ストレスをためすぎないことが異常な抜け毛の対策となる

1度に多くの抜け毛が現れると不安になりますが、50~100本正常な抜け毛本数です。しかし、いつ異常な抜け毛が現れるか分かりませんので、正常なうちに対策を始めておきましょう!

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